Tamiya Cup BE ストック編

ベルギーでのタミヤカップレポート、ストック編です。
ストックはTT-01系の車にTT-01のOPを使用でき、モーターは540、タイヤは500円26mmの物です。
スプリングはショートスプリングを除くOPは使えるのでイギリスよりも自由度がありますが、車高が1cm近く高い事には変わりなく、微妙なレギュです。
1週間前にラジ関係の荷物を整理していて、いろいろ悩んだ結果、TT-01E(といっても未使用のTT-01部品とEの部品まぜた)をこの為に組んで出ることにしました。
時間が無く厳しかったですがステアリング周りやモータマウントのガタが減ったり、ダンパー取り付け位置が選べたりとの進化をせっかくなので走らせたかった為でもあります。
おかげでベルギーでレースの朝にシェイクダウンとなってしまいました!
カーペットなのでタイヤはラジアルに決め打ちしてダンパースプリング、タイヤインナーを変更してバランスを探ります。
スプリングを選べるのでインナーはフロントがリアよりもソフト気味が良いだろうと思っていましたが、どうしてもコーナー出口で巻き気味の挙動をなおせません。
イギリスでのセットと同様にリアのインナーをハード気味に変えると、弱アンダーに決まりました。
ギア比はレギュで許される中で最も思い55/25としましたが、これで何とかなりそうです。
予選1回目は無難に走りきり暫定ポールだったと思います。マーシャルをやっていて他の車がもっと速く見えたので自分でもかなり驚きです。
予選2回目はミニと同様、TC-4を塗って走ると、バリッとコーナーで曲がる感じとなりタイムアップ!一人だけ16周をマーク出来ました。
この結果に主催者の車チェックが入りますが問題は無く、予選3回目は17周を狙うもミスが多くタイムアップは出来ませんでしたが予選1位を獲得です。
決勝1回目は問題なく全車ラップして1位でゴールです。
決勝2回目はハイサイド(500円タイヤなのに!)するようになってしまい4位ぐらいまで順位を落とし、なかなか苦戦しましたが、意地でも勝つと気合を入れ、最終ラップ最終コーナー直前で周回遅れを上手く使って追い抜きをかけ1位でゴールです。
決勝3回目はフロントスプリングを1段硬くしたところハイサイドもおさまり一人旅、ついに17周をマークできました。
ヨーロッパ最後のレースは出来すぎの遠征となりました。
また2009年シーズン用に用意したタイヤ、ボディなどスペアも他の選手に買ってもらうこともでき、もう一つの大きな目標、「引越し荷物を減らす」もそれなりに達成できました。