Tamiya Cup BE ミニ編

週末も引越しにまつわる作業でほぼ1ヶ月の休日らしい休日にホッとしておりますが。ベルギーでのタミヤカップレポート、ミニ編です。
コースは屋内サーキット、路面はカーペットです。
毛足はかなり長く、オフィスのカーペットに近い雰囲気ですが、コース脇はもう1枚別の色のカーペットが重ねられ、コースの仕切りも巻いたカーペットのようで、車には非常にやさしいコースでした。
ミニはタミヤ23Tモーターにミニ用のタミヤOP使用可、というレギュレーションでした。
M03で23Tの経験が無く、ギア比はピニオンは20Tではやや重い気もしましたが18Tに下げるほどではないと感じました。
練習走行では挙動が安定せず、そのまま予選1回目を走りました。
最初の1分程度はアンダー気味で2-3分経過後は非常に良好、がその後はハイサイドを起こしてまともに走れません。
路面に染み付いたグリップ剤が徐々にタイヤに影響しているようです。
今回はベルギーのタミヤカップを楽しんでいらっしゃる日本の方がいらっしゃったのでグリップ剤事情を教えていただき、さらに多くの方が使っていると思われるコラリーのTC4をお借りする事ができました。
グリップ剤を使って望んだ予選2回目、車の挙動は気を許すとハイサイドしてしまう状況でしたが5分間、安定しました。
最後の予選3回目もあまり車の状況を改善させることは出来ず4位でAメインに残る事ができました。
決勝までのインターバルで、地元の方と車のセットアップについて話ができ、タイヤについて秘策を聞く事が出来ました。
フロントタイヤの外側表面に瞬間接着剤を塗ってグリップをコントロールしているとの事です!
試しにMグリップラジアルの最も外側のブロックに瞬間を塗って決勝に望みます。
するとハイサイドは全く起こりません!
ステアリングを切り込んでいった時の挙動に慣れた中盤以降はトップの車とテールツーノーズとなりました。1度は前に出たものの抜き返され、0.15s差の2位でゴールできました。
決勝2回目はスタート直後に順位を落としてしまい、なかなか上手くリズムを戻せなく5分終了次点でトップの0.9s秒後ろまで追いかけるのが精一杯でした。
決勝3回目は自分の自爆などもあり、2-4位を争います。テールツーノーズの2位争いを楽しみましたが僅差の3位でゴールとなりました。
1周のベストラップは早いのですが、多くの他の選手が18Tピニオンを使っていて混走になると上手くタイムをかせげなかったのが敗因ですが、バトルを楽しんで非常に満足でした。